遺産整理実践事例の紹介

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2.複雑な遺産分割のお手伝い

I.ポイント

控除失格であっても会計事務所が親身になってお手伝いして無事遺産分割ができた事例

II.事案の概要
被相続人74歳 H18年5月相続開始
相続人妻(69歳)、長女(42歳)、次女(38歳)
主な財産 畑   約5,000万円(1筆)
家屋 約  160万円(1棟)
預金 約  150万円(2口)
計   約5,310万円
I 相続税申告の依頼

税務署から相続人に申告書の送付があり、会計事務所に対応の依頼があり遺産整理のお手伝いをすることになりました。

II 財産調べ

長女が事務系の仕事をしていた関係で、資産証明や残高証明書はすぐに取れた。

居住用の土地(2890u 約7,500万円)は妻の祖母(S34年死亡)名義になっていて妻の父がS63年死亡後、異腹の子6人と調停中であった。この土地の所有者は祖母であるが、市役所の固定資産税の納税義務者は被相続人となっていた。このため税務署は申告書を送付してきた。

調停申立書をコピーして添付して申告書を作成し、評価は簡単ですぐに申告書は作成できた。

III 遺産分割

被相続人は、生前この畑は娘2人に半分ずつやるといっていたので、不動産業者に売却を依頼していたが土地の価格が下落中であり、売却できなかった。ハウスメーカーに相談し、売却しやすいように3つに分割して妻と娘2人で相続し、妻の土地にアパートを建て、娘の土地は売却できた。

被相続人が生前地元不動産業者に一括売却を依頼してあったので、業者から横やりが入ったが、それはハウスメーカーが解決して、無事遺産分割ができた。

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